奥州王伊達政宗公の一生をはじめ伊達家・仙台藩・仙台城(青葉城)に関し実物資料、模型などを展示、
解説しております。
政宗公の文書は、3000点以上確認されており、内、自筆書状は、1000点を越えます。
この書状は自筆の対外文書で鶺鴒型[せきれいがた]の公用花押[かおう]を据えます。
伊達政宗公着用の具足(仙台市博物館所蔵)は胴が黒漆塗りの五枚の鉄板で構成されており、その形態は以降の藩主、家臣(当館所蔵)の具足に継承されました。
江戸後末期に宇和島伊達家の姫君が嫁ぐ際調えられた婚礼調度中の化粧道具。
宇和島笹の竹に雀紋、三ツ引両紋を金蒔絵で施しています。
國包は政宗公に愛された伊達家の抱え刀工で、奥州における新刀の雄。
展示資料は「山城大掾藤原國包」と銘をきります。
歴史博物館 青葉城資料展示館の学芸員・大沢慶尋の学芸活動のノート。支倉常長ら慶長遣欧使節出帆四百年の2013年を記念し、このことを中心に、日ごろの研究活動について述べる。